クスリ漬けでもお咎めなしの中央競馬について
はっきり言うとくで。博打っちゅうのは、誰かがイカサマしてると思われた時点でお終いや。胴元が特定の駒をプッシュする。その駒が勝つように闇でシャブ公認。情報は隠す。バレても言い逃れ。こんなふざけた賭場に誰が張るねん。
どうせ、皐月賞もダービーも神戸新聞杯も菊花賞も有馬記念も阪神大賞典も天皇賞も宝塚記念も、薬品のおかげで勝ったんやろ。NHKスペシャルでも言うてたやん、「ディープインパクトは他の馬より早く息が入る」って。
こういうカラクリがあったと聞いても驚かん。それくらい日本の競馬にはイカサマが横行してるというこっちゃ。イカサマの賭場に銭賭けるんはサクラだけ。「汚点」というた理事長、さすが親玉、よう分かっとる。
ディープインパクトの薬物検出事案に対するフランスギャロによる処分の決定について
フランスギャロとJRAの共同調査の結果は次のとおりでした。
- ディープインパクトの診療のためにフランスに出張していた日本人獣医師は、ディープインパクトの担当きゅう務員から「ディープインパクトが9月13日(水)ロンシャン競馬場での調教後に咳をし始めた」と聞いたため、フランスでの滞在きゅう舎担当のフランス人獣医師に相談をし、吸入治療を推奨された。
- 日本人獣医師の要望で9月21日(木)からディープインパクトに吸入治療を行うこととなり、日本人獣医師はフランス人獣医師の処方により吸入治療に必要な薬品「イプラトロピウム」を薬局で購入した。
- 日本人獣医師は、9月21日(木)~9月25日(月)の5日間、フランス人獣医師から借りた吸入器を用い、担当きゅう務員の手を借りてディープインパクトに吸入治療を行った。
- ディープインパクトの関係者およびフランス人関係者は、ディープインパクトがイプラトロピウムを第三者から不正投与され得る状況にはなかったと申立を行った。
- このようにイプラトロピウム陽性の原因が特定されない状況の中で、池江泰郎調教師は、日本人獣医師と担当きゅう務員から「5日間の吸入治療中、ディープインパクトが暴れた際にディープインパクトに装着したマスクから容器が外れ、霧状化したイプラトロピウムが馬房床に噴霧したことが、2回あった。」と薬物検出後に報告を受けた。
- 池江泰郎調教師は、吸入治療を行った際に馬房床に噴霧したイプラトロピウムが、敷料や乾草に付着して競走当日まで馬房に残り、ディープインパクトが競走の前日から当日の間にそれを摂取した可能性があると申立を行った。
- 以上の状況から、ディープインパクトの検体からイプラトロピウムが検出された原因は明確には特定されなかったが、池江泰郎調教師は、9月21日から9月25日までにディープインパクトに対して行われた吸入治療において、ディープインパクトが暴れた際に馬房内に飛散したイプラトロピウムが敷料や乾草に付着したにも拘わらず、それら敷料、乾草を入れ替えずに放置し、競走前日から当日の間にディープインパクトがそれを摂取したことにより尿検体が陽性となった可能性があり、その不注意の全ての責任は自身にあると申立を行った。よって、ディープインパクトの管理責任者である池江泰郎調教師は、禁止薬物事案を未然に防止すべき調教師としての責務を十分に果たさず、その結果、凱旋門賞に出走したディープインパクトの尿検体から禁止薬物が検出されたことについて、調教師としての規律違反があったものと判断された。
とりあえず、こんな説明を聞いて納得する奴がおるとしたら、筋金入りのアホくらいのもんやぞ。説明聞いても、ツッコミの入れどころ満載で、むしろ余計に怪しさ満開。
【疑義1】 薬品使用はオファーではなくリクエストだったのではないか?
要するに、フランスの法律では、日本から帯同した獣医が現地で治療行為を行うことが禁止されているので、建前として現地の獣医に診断と処方をやらせた。薬品名は帯同した日本の獣医からリクエストしたということやな。獣医なり厩舎スタッフなり、こっちの人間には、その薬品について予備知識があった。常習しとったというこっちゃ。そうとしか読みとれんぞ。まぁ、違法スレスレやけど脱法も合法や。「国内では禁止されていない」などと強調しとったんは、そういうことなんやな。
【疑義2】 飛散した薬品が気化せずに馬房内に残ることが有り得るのか?
マスクが外れて床に誤噴射したというのが事実だとしても、体内残存期間から逆算すると、多く見てもレース前の48時間以内に摂取していなければならないわけだが、錠剤や顆粒剤とは違い吸入治療に使う霧状で蒸散しやすい性質を持つ薬品が、長期間にわたって馬房内に残留することは考えにくい。残っていたとして、検査で発見されるほどの量を摂取できたとは思えない。第一、馬房は定期的に清掃しているはずだ。飼料に紛れ込んだ可能性もあるだろうが、飼い葉桶は使うたびに洗浄しているだずだ。それとも、池江厩舎は掃除も洗い物もしない主義なのか。
【疑義3】 関係者を処分しないのか?
ディープインパクトはジャパンカップに出走するつもりらしいが、フランスで罰せられたから日本ではお咎めなしとは、いかがなものか。野生動物が野原を走るのとは訳が違う。人為的に配合された経済動物を人間が育て、人間が走らせる。「馬に責任はない」とか詭弁も甚だしい。人間も馬もきっちり責任を取らんでどうする。そのかどでフランスにて失格処分を食らい、そのジャッジメントを受け入れたくせに、何食わぬ顔で国内で出走できるときた日にゃ、それこそダブルスタンダードやないか。
最初のうちは「ルールの違いに対する認識不足」とか言うて、中には「毒を盛られた」みたいなこと言うとる奴もおったけど、今日になってちゃっかりと、日本から連れて行った獣医が登場、これまたあちこちでよう動き回っとったことが分かる。厩舎ぐるみの確信犯やろ。しょうもないエクスキューズを与うる余地なし。
しかも、JRAの姿勢からは、真相をわざと遠ざけようという意志がはたらいてるようにしか思えん。まるで他人ごと、まだ被害者の感覚でおるんちゃうか。
元々、この馬に関していえば、JRAがレース前にCM作る、気球飛ばす、銅像建てる、新種馬券のサンプルに名前使うなどなど、本来は公平・中立でなければならない胴元の責任を放棄してきたという経緯があった。胴元が特定の駒をプッシュする、これだけでも立派なイカサマやと、口が酸っぱなるほど言うてきたのに、そこに輪を掛けて、特定の駒に薬物が投与されていることを事実上公認し、その情報を外部には公開しない、これをイカサマといわずに何というねん。安物の格闘技なら「作られた物語」で済むことも、博打でやったらそれはれっきとした八百長や。
JRAは、二言目には「公正競馬」を標榜するくせに、言うてることとやってることが全くリンクしとらん。駒が薬品を服用している、しかもその情報が公開されていないなんて、博打としては致命的やで。日本の競馬っちゅうのは馬券を売ってナンボ、馬券が売れな賞金も出せんようになる。馬券を買う人にイカサマを見抜かれたら終わりなんやで。少なくとも俺は、シャブ漬け疑惑の馬が出てくるジャパンカップ、有馬記念の購入は控えるつもりや。俺一人の馬券代なんか微々たるもんやろけど、塵も積もれば山となる。
中央競馬が「公正競馬」であることを証明する手立てはただ一つ、真相を明らかにし、当事者に厳正なる処分を下すこと。インチキくさいもんが消えて無くならん限り不公正の疑念は晴れんさかい、処分の対象には特定の駒をプッシュしてきたJRA自身も含まれて然るべきや。目先の利益のために公正競馬を阻害してまで1頭の馬をまつりあげ、挙げ句このザマ。きっちりケツ拭け。
また、薬品使用の是非についての議論を待っている間も競馬開催は待ってくれないのだから、薬品が競走能力に与える影響を完全に否定できない以上、国内ルールと国際ルールの狭間にあるグレーゾーンの薬品を服用したことのある馬が出走する際には、出馬表に薬品使用馬であることを示す (薬) マークを付していただきたい。公正競馬、つまり公正な賭博を開帳しとるんなら、個体の情報を開示することに何のはばかりもないはずや。
言い出したらキリないけど、先週のカワカミプリンセスの降着にしても、零細牧場の生産馬で、生産者が自ら馬主になって、地味な厩舎にオッサンジョッキー、抵抗のできん弱いもんにだけ毅然とするんがJRAのやり口やしな。あれが大手の牧場で生まれて、武やら福永が乗っとったら、せいぜい罰金で済むとこや。胴元がレースの結果を操作しとると言われてもしゃあないで。
おい理事長、公正競馬やっちゅうなら、お前んとこの職員がこっそり隠れて持っとる馬券の買い目を見せてくれや。












