ロードバクシン、有終の美へ! ~ 兵庫県知事賞典 第49回 新春賞
園田のドンとして君臨してきたロードバクシンも、明けて9歳。年の瀬、今年2月で引退することが決まった。
かつて「アラブのメッカ」といわれた園田も時代の流れには逆らえなかった。サラ導入、それに伴い3歳三冠路線の一冠は中央・地方他地区の強豪ひしめくダートグレードレース・兵庫チャンピンシップ(GⅢ→GⅡ)になった。「もう絶対に現れっこない」と思った三冠馬。でも、サラ導入2世代目に現れたロードバクシンは、それをやってのけた。
「大外からロードバクシン! ロードバクシン! 小牧太ィ~ッ!!!」
瞼を閉じれば、吉田神の声裏返った実況が、まるで昨日の出来事のように思い起される。兵庫県競馬史上初のサラブレッド三冠馬にして、ダートグレードレースを勝った唯一の馬。その偉業はもちろんのこと、長きにわたって一線級を張り続けてきたことに、ただただ頭が下がる思いだ。これぞ名実共に“スターホース”である。
2007年1月3日(水) 園田 第10競走 第49回 兵庫県知事賞典 新春賞 [重賞] サラブレッド系4歳以上 ハンデ ダート(右)1870m 15:55発走 賞金 1着4000 2着1000 3着480 4着320 5着200 (単位1000円) | |||||
| 枠番 | 馬番 | 本紙 | 馬名 / 性齢・毛色・父母・戦績 | 調教師 | 騎手・斤量 |
1 | 1 | ○ | 牡8 鹿毛 父 Gulch 母 Weekend Storm 通算 7-2-4-24 園田 2-0-0-0 | (兵庫) | 57.0 |
2 | 2 | … | 牡6 鹿毛 父 トワイニング 母 ヒダサンライン 通算 5-5-2-23 園田 3-4-2-18 | (兵庫) | 52.0 |
3 | 3 | … | 牡7 鹿毛 父 ジェイドロバリー 母 クリムゾンウイング 通算 2-8-2-37 園田 0-0-0-1 | (兵庫) | 54.0 |
4 | 4 | … | 牡8 鹿毛 父 トロットサンダー 母 ドリームワールド 通算 3-2-5-40 園田 0-0-0-1 | (兵庫) | 54.0 |
5 | 5 | … | 牡6 青鹿毛 父 ヒシアケボノ 母 ヤマヒサダリア 通算 5-7-1-12 園田 4-3-0-3 | (兵庫) | 52.0 |
6 | ☆ | 牡8 黒鹿毛 父 Smart Strike 母 アズワー 通算 4-5-5-37 園田 2-0-0-7 | (兵庫) | 55.0 | |
6 | 7 | ▲ | 牡5 鹿毛 父 エルコンドルパサー 母 リンダムヘール 通算 5-0-2-35 園田 3-0-0-1 | (兵庫) | 53.0 |
8 | … | 牡7 鹿毛 父 マーベラスサンデー 母 ホクザンパール 通算 6-6-6-42 園田 2-5-5-12 | (兵庫) | 54.0 | |
7 | 9 | △ | 牡5 鹿毛 父 オジジアン 母 プリンセスロード 通算 7-3-1-6 園田 6-3-1-4 | (兵庫) | 54.5 |
10 | ◎ | 牡9 鹿毛 父 サクラバクシンオー 母 ツイストアンドシャウト 通算 32-11-5-12 園田 26-10-5-8 | (兵庫) | 56.0 | |
8 | 11 | × | 牡8 栗毛 父 ハートレイク 母 ツーペイシェント 通算 3-5-4-21 園田 0-0-1-0 | (兵庫) | 55.0 |
12 | … | 牡5 鹿毛 父 ユウキサンデー 母 ムータイミング 通算 5-4-4-20 園田 1-2-0-4 | (兵庫) | 53.0 | |
◎ロードバクシンは、昨年も新春賞を皮切りに重賞3勝、楠賞では兵庫県競馬の重賞勝利最多記録タイ(アラブ時代含む)となる重賞12勝目をマークした。これが最後の重賞、記録更新のラストチャンスとなる。明日だけは、明日だけは、八百でもいいから勝ってほしい。小牧太が乗り、岩田康誠が乗り、川原正一が乗った、超一流騎手にしか乗りこなすことさえできぬ名馬。中津競馬が生んだ3500勝オヤジ、有馬澄男が引き続き(3走連続4回目)騎乗する。有馬と新春賞といえば、「インターレジェンダ闇騎乗事件」で干されかけてから早や3年になる。失地回復、腕の見せ所である。
○タガノインディーは、JRA時代に5勝を挙げた実績馬。その後、南関東に移籍して苦戦が続いたが、園田に編入後はここまで2戦2勝。その中にはロードバクシンを破った園田金盃も含まれる。記録更新をかけたロードバクシンにとっては、かなり手強い相手である。鞍上は昨年、念願のリーディング獲りを果たした木村健。しかし昨年は川原騎手に騎乗制限があった。川原騎手から足枷が取れた今年は、木村にとって正念場の1年だ。ここの結果次第では佐賀記念(GⅢ)への挑戦も示唆している。
▲バンブージーコは、進境著しいが、いかんせんオープン初挑戦。持ち時計の比較でも少し物足りない。体調の良さと、名手・川原の手綱捌きでどこまで食い込めるか。老齢化が進む園田のオープン馬、5歳世代に奮起してもらいたいというのは偽らざる本音だ。
△レッドペガサスは、同じく明け5歳。とにかく調教ではよく動く。ところが、稽古が実戦に結びつかない。やりそうとみせかけて、なかなかやってくれない。今回も調教は動いた。ここらで一度、マクリ一辺倒から脱却を試みてもいい気がするのだが。
手広く抑えるなら、JRAから転入2戦目となる×オメガダイナソーと、相手なりには走れるようになった☆コウエイプライム。3着争いは混戦模様だ。
とにもかくにもロードバクシン。儲けはどうでもいいのでロードバクシンの単勝に1万、タガノインディーとの馬連に2万、計3万円ほどブチ込む。風邪の治療費を回収できたらいいなと…。
年末に風邪を引いてしまい、新年度バージョンを用意するのが遅れてしまいました。
なかなか暇が取れないんで、入稿が遅れたり、入稿そのものがなかったりすることも少なくない企画ですが、今年もポチポチやっていきます。ある意味、「私の印を外して買えば当たる」ともいえなくないんで、使いようによっちゃ使えますよ。












