早くも「環境キチガイ」が食いついてきたアースカラー
結論からいえば、世の中、「環境保護」と「動物愛護」ほど胡散臭いものはない。
以下、なんでもかんでも「環境」の御旗を振りかざせばそれが正義だと勘違いしている薄っぺらい連中を、「環境キチガイ」と定義する。この連中は、目の前を走る自動車の排気ガスに目くじらを立てることはあっても、地球の裏側で人を殺すために飛んでいる飛行機が消費する燃料のことは全く気に留めない。
F1マシンそれ自体は、大量のガソリンを食い、大量の排気ガスを出す、モンスターだ。だが、環境キチガイの連中は、たとえばF1で培われたエンジンに関する諸技術が、量産車に搭載されるエンジンの省エネ化に大きく貢献しているという事実には全くもって触れようとしない。
F1マシンを虐めても、たかだか世界に20数台という話。はたして、この地球上に、いま一体どれだけの数の自動車が存在するのか。環境破壊という意味では、リッターあたり2~3キロしか走れないセダンに1人乗りしてるオッサンどもや、下り坂でもエンジンブレーキを使わず2枚のペダルで加減速を繰り返すオバハンどもの存在の方が、よっぽどさしせまった大問題だ。
ホンダの姿勢に環境団体から不都合な指摘
2007年のホンダF1チームは、これまでに前例のないスポンサーロロゴなしのカラーリングに一新、全面に地球を描いて「地球環境保護の姿勢」を打ち出したが、これに環境保護団体がさっそく噛みついている。
コメントを出したのは環境保護活動を続けるイギリスの『フレンド・オブ・アース(地球の友)』という団体で、英『ガーディアン』紙によれば、「ホンダのF1マシンは環境に優しいイメージを打ち出しているが、その実態は一般市販車の9倍にもあたる二酸化炭素を排出しているとのこと。
またグランプリ毎の機材・人員の輸送やテスト走行なども含めるとフォーミュラワンは著しく地球環境に悪い影響を与えるスポーツなのだ」という。
ちなみに人間あたりで計算すると、F1ドライバーは一般的なイギリス人の5倍にも相当する二酸化炭素を排出しているとのことだ。
「嘘も百回繰り返せば真実になる」。アドルフ・ヒトラーが本当にこう言ったかどうかは知らないが、この現代社会においてそれを実践しているのが環境キチガイの連中である。かくいう私とて、F1が「環境によいスポーツ」であるとは決していわない。しかし、環境キチガイの連中のいう、F1が「環境に悪いスポーツ」であるという主張に、その根拠を見いだすこともできない。
環境キチガイは、自動車という森を見ず、F1という木のみを見て、持論の根拠にする。バットを作るために木が切り倒されても、グリーンを造るために農薬をばらまいても、排気ガスさえ出ていなければよいというのが環境キチガイのキチガイたる所以である。「環境」の旗を振れば「正義」なんだという短絡的思考は、環境キチガイの懐を潤わせるだけで、環境問題の根本的な解決とは全く関連しない。このことは、環境キチガイが一番よく知っている。環境キチガイの目的は、環境を保護することではなく、環境保護を訴えて金儲けすることだからだ。
環境キチガイがF1に噛みついてくるのは、環境キチガイにとってF1の持つ注目度・認知度は魅力的であったからに過ぎない。環境キチガイの繰り返す嘘を真に受けて、このスポーツに対して自虐的な論戦を張る人々がチラホラ増えてくれば、それこそ環境キチガイの思う壺である。
あらゆる環境問題を手っ取り早く解決する方法がある。それは人間が絶滅することだ。60億の人間が吐き出す莫大な量のCO2が一気に削減できる。この地球上において唯一、自然の摂理に逆らう知性を持ったヒトという種が消えるとき、全ての環境問題は解決するだろう。
いつまでも環境キチガイを許容していると、やがてヒステリックを起こして、終末思想につながりかねない。環境保護団体の構成員に左翼かぶれのなれの果てのような連中が多く見られるのも偶然ではない。環境キチガイの偽善者こそが、人類の本当の敵なのだ。環境キチガイの息の根が止まれば、地球はちょっとだけきれいになる。環境キチガイは、人を殺す前に、自ら腹を斬って死ぬべきである。
Honda首脳陣、“アースカー”批判に反応
Honda Racing F1首脳陣は、2007年型マシンのコンセプト“アースカー(地球をイメージしたマシン)”には正当な理由がないとする批判に、平然として反応を示した。
人々は26日(月)にスポンサーロゴのないマシンがお披露目されるや否や、偽善的で見掛け倒しのそぶりだと、環境問題への関心よりもチームの経済状態について反応している。
チーム代表のニック・フライは、「世論調査をした結果、94%の人々がいいアイデアだと考えていることが分かった」と強調。
また、環境保護への挑戦に言及したフライは、「F1は変わらなければならない。さもなければ、実を結ばずに終わってしまい、絶滅することになる」と続けた。
さらにフライはHonda Racing F1の環境問題に関する宣言により“偽善的な”反発を退け、『Sun(サン)』紙に対して、「われわれは現在、レースで使用するチームのモーターホームの屋根に太陽電池パネルを装着できる可能性を探っている」と明かしている。
一方、同チームのレースドライバーであるジェンソン・バトンも、タバコスポンサーのラッキーストライクを失っただけで、チームが2007年の新しい方針を打ち出したわけではないとコメント。
「実際、昨年と比べても今年は11社のスポンサーが増えているんだ」と語ったバトンは、「つまり、彼らはこの考え方の一翼を担い、認識を高めたいと考えているってことさ」と述べている。
また、Honda Racing F1のキャンペーンにより、すでにバトン自身が世界規模の問題について悟っていると語った。
「今、僕は環境に役立つために小さなことから努力を重ねるようにしているんだ。テレビをスタンバイ状態にしておかずに、常に電源を切っているよ」
Honda“アースカー”批判を楽しむ批評家
Honda Racing F1は、スポンサーロゴがなく、巨大な世界地図のように彩られた新車をお披露目したが、批評家に対して十分に批判する機会を与えたようだ。
26日(月)に“アースカー”が披露され、あるF1ファンはインターネットの掲示板に「立派なメッセージだが、少々偽善的だと思う」というコメントを残し、また別のファンは「彼らの欲しいものは得たと思う。それは注目だ」と書き込んでいる。
感想はどうであれ、RA107はこれまで同様、化石燃料を燃やすことで二酸化炭素を大気中に排出する。また、F1マシンは通常のロードカーよりも、1km当たり約9倍のCO2を排出するのだ。
他の自動車メーカーと同じように、Honda Racing F1は近ごろ、厳しいCO2排出量削減目標を導入する欧州委員会の計画と闘っていた。環境団体である『European Federation For Transport And Environment(欧州の輸送と環境)』のスポークスマンによると、同チームは「EUが定める燃費基準の達成から程遠い」とのこと。
Honda Racing F1の出した声明文の一部には、「F1視聴者のうちのわずか1%の人が、一晩コンピューターの電源を切るだけで、4万5,000tのCO2を節約できる。これは、Honda Racing F1チーム全体による年間CO2排出量の3.5倍以上だ」とある。
バーレーンテストに向かう前の26日(月)、ジェンソン・バトンはロンドンの自然史博物館で報道陣に対し、今後はテレビを“待機モード”にしておかないと語った。
しかし、同チームの“環境保護”的なアプローチは、決して慈善行為ではない。マシンにロゴを掲載して収入を得る代わりに、現存するスポンサーのほとんどはチームの環境論争とかかわる“ライセンス”を取得する。
リアウイングに掲載されているWebサイトのアドレス“myearthdream.com”をクリックした訪問者は、間違いなくリンクされている数十社のロゴにもアクセスしてくれるだろう。同サイトは27日(火)に立ち上げられた。
ロンドンの『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙は、チームのファンが気に掛けているかもしれない別の問題を取り上げている。
「(ファンは)環境的なメリットを追うよりも、エンジニアにもっとスピードを追求することに集中してほしいと思うかもしれない」と書き立てた同紙は、オーストラリアGPで優勝するにはRA107では不十分だと認めたバトンのコメントも掲載。
さらに、「(ファンは)チームの経営側が理念を掲げるよりも、もっと緊急なことを考えてほしいと感じているかもしれない。例えば、より多くのレースで優勝するといったことだ」とも報じている。
ホンダは、F1グランプリがエコロジーの博覧会場ではないということも、F1レース活動で培われた技術がエコテクノロジーに多大なフィードバックをもたらしていることも知っているはずだ。にも関わらず、「偽善だ」とする指摘に対して、環境キチガイに迎合したとしか思えない幼稚な反論しかできないホンダの姿勢にも心底失望させられる。
金がないところに、勝てなくて、「環境」という逃げ道を作っただけではないのか。あらゆるプロセスよりもイメージを優先するつもりなのだとすれば、インチキハイブリッドカーで大衆に媚び続けている某T社と同じだ。それはただの奇抜であって、何ら有意な独創性を見出すには至らない。偽善という指摘は、それはそれで的を射た指摘だったのではないかと思う。
長年にわたり日本を代表してF1グランプリを戦ってきたホンダだからこそ、いま発信すべきメッセージは、別のところにあったような気がしてならない。ホンダに求めるのは、ホンダらしさ。理想論者に尻尾をふりふり、いい子ちゃんぶった猿芝居は見たくなかった。













コメント
初めまして.全く以て同感です.
環境保護と言う錦の御旗を振りかざし,環境保護に取り組もうとしている人々をコケにする.此れ程馬鹿げた話は無いです.
勿論,HONDAの反論も情けない気もしますが.然し,論より証拠.時間は掛かるかもしれませんが,実績としてカタチにしてくれると信じたいですね.HONDAですから….
今後も宜しく御願いします.
投稿者: project0
| 2007年3月 5日 22:36
>project0さま
はじめまして。
私は、自動車というツールそのものが20世紀の遺構としてやがて淘汰される日は遠くないと確信していますので、環境キチガイの方々には、そのうち滅びる自動車に目くじら立てないで、よりもっと切実な今世紀の課題に取り組んでおくれと思ってしまいます。
ホンダの取り組みには賛否両論有ると思いますが、「偽善も善のうち」なのもたしかなので、やろうとしていることそのものは「面白いもの」だと評価したいところです。
一方で、F1というのは、ある意味、究極の贅沢とでも言いましょうか、あらゆる側面において欲望にまみれた、俗世間的な束縛を受けないド派手な世界であってほしいという思いもあります。
相反する2つの要素。一方が一方の要素を淘汰してしまうのか、あるいは両立を実現するのか。興味はやまないところですね。
投稿者: なにわっち
| 2007年3月 7日 00:49