がんばれ myearthdream
今年は、あなたの、そして私の夢が走ります。
8月31日までに http://www.myearthdream.com/ で、暮らしに身近なエコ活動「小さな一歩」を登録した皆さんの名前が、アースカラーのホンダRA107に刻まれ、日本グランプリを走ります。
あの個性的すぎるカラーリングの好き嫌いはともかくとして、わくわくしない人はいないでしょう。本田宗一郎は言った、「綺麗な空を作りたい」と。偽善だという人もいるでしょうが、ホンダだからできる、ホンダにしかできない、ホンダがやるからこそ説得力のある取り組みであることは間違いありません。
私の場合は、フロントウイングだと他のマシン(特にトヨタ)に踏まれたらムカつくし、サイドポンツーンだとエンジンブローで焼けてしまうと鬱なので、ちょっとくらいのクラッシュでは壊れない頑強なモノコック部分を希望しました。ホームページ上の画像がどれくらい正確なものか分かりませんし、日本GP仕様のカラーリングでカーナンバーの位置も変わってるんですが、私(と嫁と息子)の名前はフロントのカーナンバーの右上30センチあたりの場所に載っているはずです。
「小さな一歩」の登録は10月31日まで行われるそうです。残念ながら、いまから登録しても、名前を載せたマシンがレースを走ることはないのですが、展示車両には名前が残ります。コレクションホールには半永久的に展示されますし、鈴鹿やもてぎのイベントで走る機会は必ずあるでしょう。F1マシンに自分の名前が載るなんて、滅多なことではありませんから、ホンダファンの人もそうでない人も、是非この機会に!
マシンに載る名前は4ptサイズ、超接写しない限り読めない小さなものなんで、いかにハイビジョンでも確認は困難です。2ちゃんねるの週エフスレにも要望が出ていましたが、雑誌に大きな写真が載ると嬉しいですね。いっそのことホンダが「マシン等身大ポスター」を作ってグッズとして売り出せばいいと思うんですけど…。
さて、開幕前の「カラーリングはともかく、肝心のスピードが足りていない」という杞憂が的中、ここまで入賞2回、わずか2ポイントの獲得にとどまるという、F1活動史上最悪の1年を送っている今季のホンダ。「2位は負け」と公言して、勝ちを狙うため尖ったマシンを作ってみたら大ハズレというのも、ホンダらしいといえばホンダらしいのですが、これだけ負けちゃいかんです。
ところが、日本グランプリ、雨が降った途端に「水を得た魚」のように快走、ジェンソン・バトンが今季最高の予選7位。100Rの通過速度が全体の2位。まぁ、モンツァで、ドラッグを度外視した開き直ったセッティングを組んでみたら、パラボリカが異様に速かったということもあるんで、今回もその狙いとしては路線なんでしょうけど、富士にはウェット路面でもエアロに頼るようなハイスピードコーナーはヘアピンから300R(実質直線)を通って旧ダンロップコーナーのシケイン手前の区間くらいしかありませんし、レインタイヤを履くとライドハイトが上がってエアロの効率も落ちますから、昨日の結果はセッティングが云々よりも、このマシンの持つ純粋なメカニカルグリップの高さが証明される結果だったと、私は考えます。
第三期となるホンダのF1レース活動は、従来のエンジン供給に加えて車体開発にも参加するという形でスタート。思えば、電子制御のようなエンジン開発の応用副産物は別として、ホンダがBARと組んで最初に取りかかった車体開発が足回り、サスペンションの改良でした。当時のBARのF3000もどきのマシンが、ドラスティックにF1っぽい挙動を見せたことに驚いたものです。第二期活動でも関連企業を通してマクラーレンにショックアブソーバーを供給していましたし、市販車でもホンダが得意とする分野です。
逆説的に言えば、エアロがダメだとあらためて実証されるわけですけど…。ドライの金曜、直線半ばにあるコントロールラインの通過速度と直線終わりのスピードトラップの通過速度の差が最も小さく、つまり直線でほとんど伸びていませんでした。しかも、他チームはコントロールライン通過の時点で、ホンダのスピードトラップの通過よりも高い速度を記録する有り様。やっぱりモンツァと同じ狙いでしょうね。はっきりいってドライじゃ勝負になりそうもありません。決勝も雨頼みです。
こう言っちゃ悪いけど、あのボロボロのエアロでこれだけ走れるんだから、メカニカルグリップは相当とは言わないまでも十分にあるんです。エンジンにしても、ホモロゲーションされた時点で最もパワーが出ていたのはホンダだと言われていますし、19000rpm規制で高回転域を殺されて性能の全てを発揮できていないといってもこれはどのエンジンも同じ条件ですから、ハンデにはならない程度の性能を確保しているはずです。ほんと、あとは空力だけといってよいでしょう。シーズン中盤になって、あわてて新しい人材をリクルートして、風洞のキャリブレーションからやり直してるようじゃ、話にもなんないですから。
来シーズンはホンダの真価が問われます。しかし、目まぐるしく進化する現代F1で、1年の遅れは簡単には取り返せません。ただ、駄作との格闘の中で得られたものもあるはずです。フィードバックと呼べるほどのものがあるとは思いにくいですが、「やってはいけないこと」は分かったはず。開発の効率を上げていかないことには追いつかないですから。
ともかく今日は日本グランプリ。マグレでもいいから頑張れ。「みんなの名前が重石になった」とか言われたくねー。雨降れ、槍も降れ、吹け神風!
それにつけても、富士スピードウェイの日本グランプリ、行かなくて本当によかったと思います。日本グランプリのようで日本グランプリではない外国のグランプリだと思い、「今宮がうるさい」という点に目をつむれば、テレビ観戦の方が快適です。例年は鈴鹿へ行ってたのに、今年は自重して自宅で楽しむという人のおかげで、視聴率が跳ね上がったりしてね。
スタンドも空席が目立ちます。S席が売れ残るなんて、鈴鹿じゃ考えられないことですからねぇ。ダンピングして、それでも足りないから社員を動員して、やっとこのレベル。「ざまあみろトヨタ」って感じです。人柱になってしまったお客さんは本当に気の毒。金を払って観に行ったはずなのに、トヨタの小旗振らされて、トヨタの宣伝ボランティアとしてこき使われるようなもんです。
朝のフリー走行は中止。昼の予選はなんとか決行したけど、朝より霧が濃い状況。朝は見えなかったコーナーポストが、昼になって見えるようになったなんて信じられませんよ。朝は飛べなかったヘリが、昼になって飛んだというのが信じられませんよ。今日も予報では午前中は確実に雨。昼までに止んだとしても、雨上がりは確実に霧が出ます。大きな事故が起きないといいんですけど…。
トヨタのエゴのために、ドライバーはもちろん、コースマーシャルや、メディカルスタッフの安全まで犠牲にしなけりゃいけないなんて…。どうせ新聞やテレビは、こういう「トヨタにとって不都合な真実」は見て見ぬ振りして、「大成功!」と打つんでしょう。専門誌も多くは買収されてますし。ひでぇグランプリ、日本の恥です。
あっ、そうそう。昨日の「F1GPニュース」で、川井ちゃんがネタバレしてましたよ。金曜午後のトゥルーリの4番手タイムは「空タンだからね」って。トゥルーリ本人に聞いたって言うんだから間違いないでしょう。トヨタの専売特許、燃料抜き取り作業。で、土曜の朝刊には「トヨタ4位」ですよ。ほんと芸がありません。懐は狭く、底が浅い。で、散々、宣伝して煽ってたくせに、蓋を開けたらホンダにも負けてやがります。レースはスポーツ。小細工を考える前に、やるべきことやったらどうですか。
早く来い来い2009。やっぱり日本グランプリは鈴鹿でやるのが一番や。













コメント
こんにちは。
私は毎年鈴鹿に日本グランプリを観に行ってましたが、今回、実質の初開催だし、九州からなので遠いし、パーク&ライドというなんとも不便そうな雰囲気だし、様子見のため今年1年だけ我慢しよう。ということにしました。
結果正解でしたねー。
中継で観る皆さんの寒そうな姿。グランプリ観戦の楽しさも半減したことでしょう。
来年も考えさせられちゃうナー。。。
投稿者: なべなべ | 2007年10月 5日 08:31
>なべなべ様
ども、はじめまして。
行かないと決めた人の「悪い予感」がことごとく的中してしまいましたね。
うちは、「富士でやる」という時点でかなり気持ちが萎えており、しかも小さい子どもがいるんで、あのパークアンドライドシステムだと「クソまみれ、ゲロまみれになること必至」だなと見送りを決めました。
もちろん、行かれた方の中にも、ある程度の覚悟は決めて行ったという人は少なからずいたと思います。
普通、これだけ事前に悪評が出回っているときって、終わってみれば「意外と良かった」なんて反応が散見されるもんなんですが、それさえもないようで…。
英田のパシフィックGPのときも、客にはバスでの移動が課せられ、行き違いもできない場所でバス立ち往生とか、隣の兄ちゃんがゲロ大噴水とか、色んなことがあったんですが、終わってみれば、みんなグランプリを満喫していました。
私は、帰りのバスで、パシフィックチームのメカさんと乗り合わせ、ガショー選手のサインとかもらって、めっちゃ嬉しかったですし。
鈴鹿でも雨は降ったし、台風も来ました。トイレを探すのは大変だし、レース後は駐車場の出口から大渋滞だし、そりゃ不満はたくさんありました。
でも、それも含めて「グランプリ」として、楽しんできたんですよね。
そう考えていくと、道路陥没とか、バス立ち往生とか、雨が降ったとか、霧が出たとか、そんなものはF1を見られるワクワク感の前ではどうでもいいようなことなんだって思います。
では、20年続いた鈴鹿のグランプリと、この富士のグランプリは、どこが違ったのか。
結局、「ホンダ」と「オクダ」の差なんじゃないかなと…。
来年に向けて、システムは「カイゼン」されるでしょう。ただ、そもそもモータースポーツを宣伝媒体としてしか捉えていないトヨタのやることですから、そのカイゼンは上辺だけのもの、ファンの心の斜め上を突っ走るはずです。
私は、トヨタが関わってる限り、富士の日本GPには行くつもりはありません。鈴鹿にF1グランプリが帰ってくる再来年が待ち遠しいです。
投稿者: なにわっち
| 2007年10月 5日 21:36