そうだ、「バファローズ」はオリックスのものではないのだ!

なんか3年前にも同じようなこと囁かれて、すんごい期待してたのに、結局そのまま今日に至ってるんですが…

まぁ、そんなことはいいです。今度の今度こそ…

バファローズを返せ!!

バファローズ消滅…オリ来季球団名公募

 オリックスが「バファローズ」の名称を来季から変更する方向で調整していることが17日、分かった。新名称は一般公募で決める方針で、本拠地名の「大阪」も冠する予定だ。04年オフの球団統合で近鉄から引き継いだバファローズの名称は消滅する。ユニホームも大幅に刷新し、真の新球団として生まれ変わる。

 59年の「近鉄バファロー」に始まり、62年に「バファローズ」と改称され、半世紀近くも愛されてきた名称が今季限りで消える。オリックスは合併の象徴ともいえるチーム名をあえて消滅させることで、新球団として新たな出発を目指す狙いだ。

 すでに宮内義彦オーナー(74)の了承も得ている。新名称は91年の変更時と同様に、一般公募を経た上で球団サイドが最終決定することになりそうだ。

 05年からホームユニホームなどで使用する「Bs」(ビーズ)の略称が定着しているため、そのまま「ビーズ」を採用する案もあるが、「新生」を強調するため新愛称を用いることが濃厚で、「ブルーウェーブ」に戻す可能性は低い。

 88年に阪急を買収。3年間はブレーブスの名称を引き継いだが、91年にブルーウェーブに変更。95年からのリーグ連覇など黄金期を経験するなど神戸の球団として定着したが合併で再び、大きな変革を迎えた。

 近鉄は07年限りでオリックスの球団経営から完全撤退。合併以来、ユニホームの左袖に付けていた「近鉄」の広告もなくなり、在籍選手やスタッフをのぞけば“名残”は愛称だけだった。旧球団の名前を残すことが融合の妨げになるとの意見も球団内で根強く、チーム名変更は数年前から検討されてきた。

 オリックスは合併時に、本拠地を大阪と神戸のダブルフランチャイズとしたが、08年からは大阪に一本化した。来年は本格的に「大阪の球団」をアピールする節目と位置づけており、そのタイミングで名称変更に踏み切るとみられる。また、球団名も初めて地域名を冠し「大阪オリックス」にする可能性が高い。

 旧近鉄ファンの落胆は予想されるが、球団幹部は「近鉄ファン、オリックスファン、大阪や神戸の人々など、複雑な思いや事情がある。それらを踏まえて慎重に話を進めないといけない」と話す。球団繁栄のため、名実とも「大阪のオリックス」に生まれ変わる。2日後にはバファローズのラストイヤーが開幕。岡田監督のもと変革の道を突き進むオリックスの戦いが注目される。

あっ、もしもし〜、日刊スポーツさんですか〜? なんつーかもうねぇ、記事の文体が「近鉄ファン」に喧嘩を売ってるとしか思えないんですけど、まぁそれはそれとして、「落胆が予想される」ってどういうことでっか? ちゃんと取材して、本当のことを書いて下さいな。あんたらマスコミは、パ・リーグのことは、いつもロクに取材もせんとテキトーに書いてはりますよね。あの頃と全く変わってないんですね。よろしゅうおますか、言うときまっせ、わてら「近鉄ファン」は、合併球団の改称を全面的に支持してまっせー!!!! あとね、名前変わってもオリックスに「注目」なんかしませんよ。私らはプロ野球から捨てられました。そして私らも、そんなプロ野球にはもう関心がありませんので。はい、どうも。

阪急ファンを欺いて名門「ブレーブス」を1年でポイ捨て。

合併のドサクサに紛れてフランチャイズの「神戸」をポイ捨て。

歴史を軽視、文化を破壊、人間を人間とも思わず、札束で頬を叩きながら心の奥に刃を突き立ててきたオリックスが、「バファローズ」だけはポイ捨てしないなんておかしいじゃないですか。

ちゃんと取材していない日刊スポーツさんは知らなかったかもしれませんが、近鉄バファローズのファンの大半は、あの2004年の秋の時点でちゃんと知ってたんですよ。オリックスという企業が何をやってきたか、これから何をやるかを。もっと具体的にいえば「いつかバファローズも捨てられるのだ」ということを、それはもう本能的に知ってたんですよ。

「バファローズ」とは、バファローズを愛し、バファローズで戦い、バファローズを支えてきた一人一人の「人生そのもの」です。バファローズの歴史を紡いだ人々を足蹴にして出来上がった合併球団には、バファローズを名乗る資格なんてありません。

バファローズという球団は、忌まわしき球団合併により消滅しました。しかし、バファローズ死すとも、バファローズとともに生きてきた我らの誇りや情熱は死なず。バファローズは、今も近鉄ファンの心の中に鮮やかに生きています。

私は、今でもあの合併球団の存在を認知も承認もしないつもりです。あれは怪獣、あれはモンスター、いつか正義のヒーローにボッコボコにされて息絶えるものだと思っています。しかし、現実には、時間の流れとは残酷なもので、球団合併が既成事実化していることを認めざるを得ないところではあります。

もういいじゃないですか。せめて名前だけでも返して下さい。「難民」という言葉は嫌いなんだけど、近鉄バファローズの消滅とともに居場所を失い、時間が止まったままの難民に、心の拠り所となる「バファローズ」を返して下さい。来年なんていわず、一分一秒でも早く、今この瞬間にでも、返して下さいよ。

みんなの心の中にバファローズを返してくれ!!

心の底からそう願っています。

【訃報】 場内アナウンサーの大野博子さん

あのなんともいえない関西訛りの場内アナウンスでパ・リーグファンに愛された大野博子さんが亡くなったそうです。

訃報:大野博子さん 59歳=元プロ野球近鉄職員、場内アナウンサー

 大野博子さん 59歳(おおの・ひろこ=元プロ野球近鉄職員、場内アナウンサー)24日、S状結腸がんのため死去。葬儀は26日午前11時、大阪市天王寺区国分町15の6の浄長寺。喪主は姉良子(よしこ)さん。

 近鉄で36年間にわたり、主催試合約2000試合の場内アナウンスを担当した。

正直、もう3年以上、プロ野球というものに無関心だ。テレビで試合を見ることさえない。名前を知っている選手は、知らないうちにどんどん引退していった。たまに新聞のスポーツ欄で野球の記事を目にするが、半分近くは知らない選手になっている。

それでも、ときどき近鉄バファローズの夢を見ることがある。それも、見るのは決まって同じ夢だ。舞台はいつも藤井寺球場だ。相手はいつも南海ホークスだ。そして、いつも「一番、センター、平野、背番号9」というアナウンスが聞こえてくる。

なぜ、この夢を何度も見るのか分からない。これは私のプロ野球の原風景なんだろうか。

「一番、センター、平野、背番号9」

私の夢枕に響くアナウンス。その声の主はいつも大野博子さんだ。

思えば、近鉄バファローズの最後の優勝決定試合も大野さんが担当だった。北川の逆転サヨナラ満塁弾。あの日、大阪ドームには入れなかった私は、球場の外でラジオを聴いていた。「バファローズナイター」の松本恵二さんが声を裏返している向こうで、試合終了とバファローズの優勝をアナウンスする大野さんの声が聞こえた。

本拠地最終戦も大野さんが担当だった。星野の放った打球がライト線を転々とし、大村が長駆サヨナラのホームを踏む。勝利に歓喜する声と、近鉄バファローズの終焉惜しむ悲鳴と嗚咽が入り乱れる中、大野さんが試合終了のアナウンスを読み上げた。

藤井寺球場最終戦となったウエスタンリーグ優勝決定試合も、近鉄バファローズとして戦う最後の試合となった“よさこいリーグ”の対ダイエー戦(ダイエーホークスにとっても最後の試合になった)でも、場内アナウンスは大野さんだった。

失礼な言い方かもしれないけど、大野さんには“ウグイスおばさん”という呼称がしっくりくる。ほんと、そこかしこにいるオバちゃんが読んでいるようで、それでいて誰にも真似できない独特の名調子。藤井寺球場に、日生球場に、大阪球場に、そして大阪ドームにこだました大野さんの場内アナウンスは、不器用で武骨で野暮ったい近鉄バファローズと大阪の野球場にぴったりマッチしていた。

これからも、近鉄バファローズを思い起すとき、目に焼き付いた名場面といっしょに、耳に焼き付いた大野さんのアナウンスを思い出すだろう。大野さんに背番号はない。しかし、「近鉄バファローズの永久欠番」を読み上げたのは大野さんである。だから、大野さんも永久欠番の一員なのだ。

合掌。南無阿弥陀仏。

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6.13

日常、「6月」という言葉を耳にするたびに、「13日」という言葉を補完してしまう。

2004年6月13日。日曜の早起き。陽が昇らないうちから蒸し蒸しと寝苦しかった。一階まで新聞を取りに行く。それは一種の死亡宣告でもあったが、一方では闘争の幕開けでもあった。7月、8月、9月、しかし実りのないまま長い夏は終わった。満足な治療すらしてもらえず、告知されたとおりに死んでしまった。「6月13日」は筆舌に堪えがたい理不尽のはじまりの日として忘れられない日付として脳裏に刻み込まれていた。

2つの球団が無くなったあとには、合併球団という得体の知れない怪獣が残された。宮内義彦とかいう金貸しの成り上がりは「合併でファンも2倍になる」と豪語していたが、いかがなものか。あれから3年目、かろうじて大ボラに踊らされた可哀想な人たちが、あたかも何かの罰ゲームのように合併球団のファンを称している程度である。

近鉄色のコスチュームでオリックスを応援している人たちを見ると、変な気持ちがする。それは不快とかそういった類の気持ちではない。唖然とするというか、何が何なのか理解できない。不可思議なのである。そこにいる彼らには彼らなりの何かしらの意志と動機があるはずなのだが、私の感性では想像するに至らない。こういった光景を疑問に思う私がおかしいのだろうか。

プロ野球は相変わらずデタラメである。2004年以降もデタラメの勢いは変わらない。私の時計が止まっているせいもあるだろうが、むしろそれ以前にも増してデタラメが加速しているような印象さえ受ける。

デタラメに直面したとき、もっと大きなデタラメを持ってきて、小さなデタラメを覆い隠す。そのデタラメを隠すために、また大きなデタラメを被せる。これがプロ野球の悪しき構造である。デタラメの上にデタラメを重ね続けたプロ野球。3年経っても何も変わっていない。これからも変わらない。土台よりも話題が優先。その日暮らしの女々しさよ。

頂点がデタラメなのだから、そこに至る道程もデタラメである。オリンピックにしてもそう、WBCにしてもそう、ベビーカーから墓場まで、野球と称するものはデタラメの共通項で1つに結びつく。裏金問題の一つもロクに解決できない。球団合併に反対する声が、いつの間にか1リーグ制への反対であるとすり替えられてしまったのと同じように、裏金問題は奨学生・特待生の問題へと変質、「貧乏人は野球するな」と言わんばかりである。話題作りが第一の野球界に、メディアのミスリードを正すなんて出来っこないし、期待している人がいるならそいつはただのバカだ。

あれから3年。目先の話題作りは幾つかあったが、プロ野球のその本質的なところは何も変わっていない。何も変わらなかった。何も変えようとしなかった。プロ野球を牛耳る者が守るべきは既得権益であり、彼らが求める「ファン」とは、パンドラの箱をブラ下げても開けようとさえしない従順な「ペット」のことだった。

不可思議な感覚の答えを探してみたくなった3年目の6月13日。野球界は、現代に於いてなお全体主義の実現を信じて活動している奇妙奇天烈なコミュニティに他ならない。野球ファンであり続けるには、独裁者に万歳を繰り返すしかないのである。それを受け入れられないものは消されていく。あれはファシズムに狂喜乱舞する集団なのだと思えば、もうなんてことない。

「おかしいものはおかしい」、「おかしいものをおかしいと言えないのがおかしい」というけれど、そんな声を駆逐して成り立っているのがプロ野球なのである。プロ野球は「おかしいものをおかしいと思わない」ようにする人たちに支えられ、「おかしいものは見て見ぬふり」できる人たちを潤すために存在しているのだ。これに3年間も気付かなかった私がアホだった。

土台作りよりも話題作りを優先させるプロ野球。もしも貴方がこれからも野球ファンであり続けたいならば、プロ野球に疑問を持ってはいけない。疑問を持った瞬間、あなたはプロ野球が嫌いになる。なぜなら、興味を持つという行為がそんなプロ野球をさらに増長させてしまうパラドックスに気が付いてしまうからだ。これに20年以上も気付かなかった私がアホだった。

球団合併にしても、あの6月13日の失望なんて、それ以後の数々の失望に思いを致せば、大したものではない。2球団の死そのものよりも、その死が無駄死にだったことに憤りたいが、その憤りさえデタラメの上にデタラメを重ねるプロ野球界の思いの壺なのである。大体、たかがプロ野球である。自分でプレーするならまだしも、他人のプレーを見るだけじゃないか。見物料を取られて、親会社の懐が潤うだけなんだよ。市井の凡人が夢だの希望だの投影できると勘違いしちゃいけなかったのだ。

3年目の6月13日。2球団の消滅を機にプロ野球に何らかの改革を期待した私が間違っていた。今日を境に、私はプロ野球にはもう何も期待しない。見ない、買わない、行かない、そして期待しない。話題作りの歯車にはなりたくないし、全体主義の駒にもなりたくない。

合併球団の球団名(バファローズ)改称を断固支持します!!!

去年の今ごろは「合併効果で赤字圧縮」とか、合併球団とデタラメ好き放題のコラボレーションかまして、上辺しか見てないアホウの取り込みに懸命だった読売グループの記事なんで、信用するとかしないとかそれ以前のネタかと思いますが…

「バファローズ」今季限り?

 オリックスの愛称「バファローズ」が、今季限りで消滅することが濃厚になった。近鉄球団の親会社だった近畿日本鉄道が、合併3年目を迎える今季を最後に、球団経営から完全撤退する見通しであることを受け、オリックス本社、球団がすでに愛称変更に向けて検討に入っていることが19日、明らかになった。新名称は現在ロゴとして使用している「Bs(ビーズ)」を軸に、一般公募で募集する案も浮上している。

 2004年オフの合併以降、続けていた球団経営への出資について、近鉄サイドが「今年の成績には関係なく、3年で終わり」と、今季いっぱいの打ち切りを内定。合併球団のイメージから脱皮を図りたいオリックスは、新愛称命名への検討に入った。

 既に、移行に向けての作業は着々と進んでいる。今年、ウインドブレーカーの胸の文字が「Buffaloes(バファローズ)」から「Bs(ビーズ)」に変更。ユニホームにバファローズの文字は残さず、機谷(はたたに)俊夫球団代表(44)は、「今年はBsを前面に打ち出していく」と、イメージ刷新を強調している。

(2007年2月20日06時05分 スポーツ報知)

万に一つ、本当にそうするつもりなら、どうぞ遠慮無く、実現にこぎつけてほしいものです。来年なんていわずに、今すぐにでも実現してほしいものです。

はーよーやーれー!!!!

ブレーブス、ブルーウェーブにつづいて、今度はバファローズ。ここまできたら2つ消すのも3つ消すのも一緒です。球団潰しがライフワークの宮内義彦なら、なおのことでしょう。極悪人にも一分の良心が備わっていると信じています。心おきなく捨てて下さい。

いっそのこと、大阪から出て行ってくれると、さらに嬉しいです。大阪ドームにしても、マスコミまで抱き込んでなんか救世主気取りしてはりますけど、5分の1までダンピングして、残り5分の4は既に府民・市民の双肩にのしかかってるのが実態というもんです。

大体、イメージ転換という以前に、イメージそのものが確立してませんから。バファローズのくせにマスコットがネッピーですよ。海に牛が住めますか。溺れて、沈んで、縁起でもないことでしょう。老婆心かもしれませんが、この球団が存在する限り球史に残した汚点は消えないんですから、「救世主」よりも「破壊王」、開き直って悪役のキャラに徹した方がいいんじゃないですかね。

近鉄も近鉄ですね。身売りでもなく解散でもなく、合併という選択肢に拘った理由が何だったのか、ぼんやりとした疑念がはっきりとした確信に変わる日がやってきたようです。予定通り、3年かけてじっくりと税金ちょろまかし、あとは知らん顔。ふーん。

「おかしいものはおかしい!」。名前を返したからといって、バファローズを殺した連中への怒りが収まるというものでは決してありませんけど、最悪の中の最善、掃き溜めに鶴、「少しまともなもの」として受け止めたいと思います。

近鉄ファンも喜ぶし、合併球団を応援している端から見ると何を考えているのか理解不能な人たちとか、貧乏球団を見つけては「消えろ」「整理しろ」と血眼あげている差別主義的な人たちとか、「地域バランスからみて正解」とあとづけの結果論で合併を美化する勉強不足な人たち、みんながハッピーです。

バファローズが無くなる。これほど気の利いたファンサービスが他にあるでしょうか。

このブログには、もうずっと前から 「 Restore Buffaloes !! 」(バファローズを返せ!!)というバナー貼ってるんですが、こんなに早く実現するなんて夢にも思いませんでした。

バファローズは既に死んだ球団です。2004年9月、オーナー会議を終えた宮内と田代が笑顔で会場を後にした正にその時間、私は大阪ドームでこの球団の臨終の瞬間を見届けました。ただ、私利私欲にまみれた経営者の都合で、バファローズは死体を拉致され、成仏の機会を先延ばしにされてきました。

毛沢東じゃあるまいに、死体をロビーの晒し者にするのはもうやめましょうよ。死体は墓に埋めて供養してあげるべきです。バファローズを名乗る偽物がこの世から消えて無くなるとき、バファローズはようやく安らかに成仏できます。1日も早くその日が来ることを、私は切に願います。

『プロ野球ニュース19××』 2001年から全て見せます!!

この秋、フジテレビ721&739の視聴者アンケートが行われていたので、要望の欄に「大阪南部集中豪雨で見られなかったF1レジェンズ1993ヨーロッパGPを再放送してほしい」「F1の解説から素人の今宮を外して、もっとまともな人に解説してもらいたい」「2001年度版のプロ野球ニュース19××、今日のホームランを再放送してほしい」と3つのお願いをしたためたのですが、はからずもこのたび、3つ目の願いが叶いました。

『プロ野球ニュース19××』 2001年から全て見せます!!

 07/01/08 (月) 25:30~29:30 #1 - 2001年編・2002年編
 07/01/09 (火) 25:30~29:10 #2 - 2003年編
 07/01/10 (水) 25:30~29:30 #3 - 2004年編
 07/01/11 (木) 25:30~29:30 #4 - 2005年編
 07/01/12 (金) 25:30~29:30 #5 - 2006年編

2006年度版の放映にあわせて、2001年から2005年までの5年分を再放送してくれるようです。これを逃すと、次はいつ見られるか分からないんで、当日が大雨・大雪にならないことを祈るばかりです。

知らない人のために『プロ野球ニュース19××』について簡単に説明しますと、要するにその年々の『プロ野球ニュース』の総集編、いわゆる年鑑モノです。オンエアで好評を集めた特集などを見ながら、そのシーズンのエポックメイキングを振り返るというものです。

「19××」ではなく「20××」ではないか、という根本的な疑問があるわけですが、『プロ野球ニュース』が地上波からCS衛星波に移行されたのは2001年で、それ以前の年度から番組自体は存在していたという解釈でいいのかな。今回再放送されるのはCS移行後のものということになります。

そもそも『プロ野球ニュース』が何か知らない人もいるかもしれませんが、そこまではフォローできません。ウィキペディアのリンクを貼っておくので、どうぞ。なお、『プロ野球ニュース』の名物コーナー「今日のホームラン」に関しては、別個に年度ごとの総集編がオンエアされています。


さて、都合5日間にわたるロングランですが、とりあえず#1だけは何が何でもチェキです。なぜに2001年かというのは、今さら説明するに及びません。もうこの先、100年待っても二度と見られない「近鉄優勝!」の年だからです。初回オンエア当時は、「こんなんまたいつでも見れるやろ」と、録画もせず、なんか用事しながら見てたのか、見た記憶はあるのにまったく中身を覚えていません。

思えば、「さぁ優勝や」というのに、地球の裏側の同時多発テロで世間は大騒ぎ。しかも新聞もテレビも、野球といえば二言目には、アホの長嶋が監督を辞任するとかせんとかどうでもええネタで埋め尽くされる始末。ひょっとすると、この「19××」も長嶋一色だったから、マジメに見た記憶がないということなのかもしれません。

ある意味、近鉄らしい「不遇」の中で果たした最後の優勝。今にして思えば、あのありえない奇跡の連続は、野球の神様から贈られたご褒美だったんでしょうね。

日ハムとの馬鹿試合、顔はイカついのに心は優しいガルシアのマグレの一発、5点差大逆転で始まったあの1年。終盤9月、まずマグレでダイエーを突き放し、西武との直接対決でもマグレ大炸裂。ライバルをマグレで蹴落とした2日後、締めくくりもマグレの逆転サヨナラ満塁ホームラン。梨田、マグレの名采配! 前川、岩隈、マグレの快投! 中村、礒部、マグレの一打! 何から何まで全てマグレ。ガチでやってたのは大塚と狼主だけ。

誰が言ったか「逆転の近鉄」。勝った78試合うち41試合が逆転勝ち、うち3点差以上をひっくり返したのが17試合。チーム防御率は5点台。セオリーもくそもない、おおよそ近代野球の常識に逆らうデタラメな野球をしたチームが優勝してしまいました。決して近鉄のみを扱った番組ではないのですが、2001年に関しては、パリーグの主役は近鉄です。神懸った1年を軽く振り返ることが出来たらいいなと思います。

2002年は開幕連勝街道の好発進も3位(だったかな?)。7月だか8月だか、所沢で西武に9点差をひっくり返されてさっさと終戦。これで責任を感じた古久保は引退するハメに。中村、ローズの打点王争いが最終戦の千葉マリンまでもつれこみました(ローズは順位決まったところで帰国したので欠場だったはず)。ちょうどアメリカにいたんで、日本からネットでラジオの音声を送ってもらったりして、聴いていました。たしか、この試合、長坂がプロ初ヒットを打ったんじゃなかったかな。前年のインパクトが強すぎて、炭酸の抜けたコーラみたいな1年でした。

あっそうや、この年、我らが豊彦さんが近鉄に移籍してきたのでした。最初のうちは、出番といっても敗戦処理ばかりでしたが、徐々にベンチの信頼を得ていって、夏の終わりには中継ぎの柱までのし上がりました。岡本、大塚の手前に頼れる左腕の中継ぎが出来たもんで、梨田監督は大ハッスル。放送時間を全く考慮しない“緻密な”継投策で、ラジオ派のファンを随分ヤキモキさせてくれやがりました。

で、2003年はどんな出来事があったかな。開幕前には、ノリのFA騒動。色々あったけど、残ってくれると決まったときは、心の底から嬉しかったです。開幕戦で的山がホームラン打って快勝。「今年はイケる」と思いましたよ。ところが、大村、礒部がとことんスランプ。大塚の抜けた穴を埋めるべく赤堀が帰ってきたけど泣かず飛ばず。武藤は怪我が癒えんまま引退。そしてシーズン終了後、ローズも退団。岩隈のブレイクに光明を見いだすも、チーム全体としてはチグハグなまま半強制的に世代交代が進んだ1年。

ああ、そうそう最初はストッパーとしてとったはずやのに、気が付いたら先発しとったバーン。特にダイエーとの相性悪すぎ。ウグイスがバーンをコールすると、ダイエーファンが手を叩いて喜んどる有り様でしたから。炎上しまくり。一体、いくつ試合を壊したのでしょうか。「やればできる子」なんですけど、本領を発揮しはじめるより先にシーズンが終わっちゃった感じです。

福岡ダイエーといえば、左右教・梨田の送り込んだリーサルウェポン・星野おさむが、連勝記録更新中の斉藤和己をマウンドから引きづり下ろしましたな。苦労人がエースをやっつける。気持ちよかったです。そして、福岡ドームでマジック1のダイエーと対戦。たしかあっちは寺原、こっちはパウエル。ダイエーが地元で胴上げするにはその試合しかなかったので、負けであげてもよかったのですが、押し出しで自滅されたんじゃ助け船も出せません。

始球式に小野真弓が来ました、春と夏に2回も。華奢な身体しとんのに顔の大きいアンバランスな子でした。家に帰って中継の動画をもらったのですが、西本さんが放送席に登場した小野真弓に太ももを見ながらニヤニヤしていました。かつての泣く子も黙る鬼軍曹の面影はこれっぽっちも感じさせない、人間・西本幸雄を見せて頂きました。

ほんで、運命の2004年。カラスコ様という新戦力を迎え、爆発力倍増で挑んだ最後の1年。というか、マトモに野球に没頭できたのは6月12日までの50試合かそこらの話。忘れちゃいけないから忘れないでいるけど、思い出すだけで悲しい気持ちになります。見たいような見たくないような…。そういうもんも引っくるめて、近鉄ファンとして過ごした最後の4年間、プロ野球が大好きだった頃のことを思い出しながら見てみようと思います。

近鉄の試合というのは、馬鹿試合あり、大逆転あり、名勝負あり、乱闘あり、涙あり、ありえないことが次々と起こる、プロ野球史上“最狂”のコンテンツです。近鉄が消滅して2シーズンを経過しましたが、近鉄を上回るサプライズ球団は、私の知る限り日本には存在しないようです。それを再確認しましょう。なんつっても、オフシーズンの野球番組で、近鉄ファンが楽しめる番組は、これだけといってもよいですしね。


応援するチームが無くなったから言うわけではありませんが、正直、大した見所もなく下らない現在進行形のプロ野球より、一昔前のプロ野球を見た方がはるかに面白いと思います。

時々、スカイAやサンテレビで昔の阪神の試合をノーカット放送してますけど、アンチ阪神の私が見ても、その懐かしさに引き込まれます。これはひとえに、昔のサンテレビの野球中継は、今のように阪神に一方的に肩入れした宗教色の強い番組ではなく、実況の西沢さんや土門さん、解説の鎌田さんや後藤さんが、相手チームのこともしっかり下調べした上で中身の濃い野球中継をしていたからということもできます。偏るところまで偏って、日テレの巨人戦中継を大阪向けに吹き替えただけになってしまった現在のサンテレビの野球中継を10年後、20年後に再放送で見ても何の感慨もないでしょう。

良質なコンテンツは何年経っても良質。あの番組を見るたび、もっと色んなチームの試合を見たいと思います。サンテレビは阪神戦だけでなく阪急戦の中継もやっていたのですから、阪急対南海とか阪急対近鉄のビデオも残っているはずです。他のテレビ局にも、全ては残っていないにしても、かなりの量のビデオが残っているはずです。

こういったものをどんどん再放送をしてくれると、プロ野球から無意識に離れつつある人たちを繋ぎ止める接着剤としての効果が期待できます。ライフスタイルの中から「余暇は野球でも見て過ごそうか」という要素がごっそり抜け落ちてしまった人を再び野球の世界に引っ張り戻す最も手っ取り早い方法は、その人が野球に熱くなっていた頃の思い出を取り戻してあげることですから。

とりわけ近鉄の場合は、球団合併という、想像を遥かに超越したホームラン級のインチキによって突然チームが消滅してしまったわけで、奪った側は何も感じていないでしょうけど、奪われた側には埋めがたい喪失感があります。

どのように風化・美化させても球団合併はインチキに変わりありませんから、インチキな合併球団の試合なんかみても不愉快なだけです。バファローズファンにとって、たとえばバファローズの背番号1は永久に鈴木啓示です。誰が何と言っても、それ以外のものはバファローズではありません。新規参入球団といっても、球団合併というインチキな出来事が起こっていなければ存在しない球団ですから、素直で純粋な目では見られません。極端な言い方になりますが、合併球団や新規参入球団の試合を見せられると、球団合併と接点を持たなきゃ見せてもらえないようなプロ野球はこっちから願い下げたいという後向きな心境がどこからともなく沸々と湧き上がってきます。

そこで、夕方から近鉄の試合を選りすぐって再放送してくれたりなんかして下さいますと、インチキに辟易として野球に背を向けつつある人たちに「今日は早く家に帰って野球を見なければならない」という楽しみが復活することになります。たとえば、CSで近鉄の試合を見せてくれるんだったら、有料で、少々高い月額料金を取られても私はそのチャンネルに喜んで加入します。

放送局にとっても、なぜ今、野球中継の視聴率が落ちているのか、それを解決するヒントになるかもしれません。選手の身体能力や技量、映像や音声の品質といったものはたしかに大切ですが、ファンを野球に引き付ける最大の動機は、その試合が面白いかどうかなのです。いくら筋肉自慢の選手を集めても、やる前から結果が分かっているような野球なら興味は惹きません。いくら臨場感に溢れるデジタル放送でも、試合に関係のないところを撮っていては、ファンの欲求を満たしたことにはなりません。

いいものを、ありのままに。近鉄が好きだった人はもちろん、近鉄を知らなかった人や知りたいと思っている人にも、近鉄の試合を見せてほしいです。近鉄はもう返ってきませんが、近鉄の試合を知らずして、近鉄があった時代のプロ野球は語れません。プロ野球の世界に、二度とあんなに悲しい結末が起こらぬよう「悲劇の教訓を生かす」というならばこそ、近鉄バファローズがプロ野球に遺したものに今一度焦点を当ててほしいものです。

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 Restore Buffaloes !!

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