生きてますが…

この数ヶ月、MTにログインできない状況に陥ってしまい…

管理画面(mt.cgi)に入ろうとパスワードを打ち込んでも、500エラーになってしまい、その先へ進めずお手上げ。とにかくmt.cgiが全く動かせない状態。定番のmt-medicを使って強引にログインを試みたけど、ログインしようとすれば500エラーが…

生ログを見ると「Premature end of script headers」で、どうもこれがサーバーの問題っぽく思えたんだけど、サイト内の他のプログラムはちゃんと動いているようなので、どうもそうではないような気もして、鯖屋さんに問い合わせる前に、こちらでちゃんとチェックをしてみようと…

ところが、年末にかけて「超」のつく多忙状態に入ってしまい、正月も旅行やら何やらで時間が取れないまま、今日にいたりまして、あれこれ検索してるうちに色んな記事を見つけたりして…

「GoogleAnalyticsWidgetプラグイン」というものは私のところでは使っていない(今回はじめて知って使いたくなりましたw)のですが、エラーの症状が似ているので参考になればとの思いでフムフムと読みつつ、パラメータ直打ちを試してみたところ、とりあえずログインには成功!

ただ、管理画面には入れたものの、ページを移動する際に500エラーが頻発(リロードすると進めるページもあれば、リロードしても500の嵐で全く入れないページもある)するようで、横道横道でリロードを繰り返してなんとか記事作成画面に辿り着くことができるという状態。投稿どころか、下書きの保存さえもできず…

安定して動かないことには使い物にならないし、また同じようなトラブルが起きないとも限らないし、どうしようかなぁというところで、なんか解決法を考えないといけないとは思いつつ、まとまった時間がないので、抜本的な解決手段出ることなくズルズルと…

元々、記事数が多くなるにつれて、リビルドでエラーが出まくったりして、テンプレートのモジュール化を突き詰めて誤魔化してきたような経緯もありますし、やっぱりサーバーの問題なんですかね。容量のこととか甘えさせてもらっているので、あまり強気には出られないのですが…

恐る恐るメールで問い合わせてみたところ、丁寧なお返事をいただきました。(このあたりは、さすがサポートを売りにしている鯖屋さんですね。問い合わせても梨の礫、前払い料金を泣く泣くドブに捨てるように乗り換えを余儀なくされた某頭文字Xの4文字の鯖屋とは雲泥の差。ますます、ジャストサイズが好きになりましたよ。って、そういう問題じゃないかw)

このサイト、そんなにアクセス数が多いわけでもないのですが、暴走気味のプログラムがあるようです。とりあえず解決の糸口は見つかったといえるので、ちびちび対策を開始することにしましょう。

とりあえず、以前から暴走傾向にあったmt4iを停止。

なんと! たったそれだけでMTに一発でログインできました!

<後記>

ただ、テンプレートの編集など、一部の作業をしようとすると500エラーが出る状況です。

手を付けたいところはあるけど、スキルと時間に制約も多く…。もう一ヶ所、プログラムの修正で負荷を減らせそうなところがあるので、明日か明後日にでも気合入れて取り組んでみようと思います。それでダメだったら、いよいよお手上げかもしれませんが…

うーん、負荷を削るって難しい…


その他、覚え書きを少々…

2008年にPHPの勉強をかねて遊び半分で作った「Amazon Explorer」が、忘れた頃に軌道に乗り始めました。

アマゾンの取扱商品をひたすら検索してもらって、気に入ったものをカートに投げ込んでもらうだけのものなのですが、アマゾン本家より軽く移動できるので、ここで商品を検索してからカートに投げ込んだ方が手早く買い物することができます。

作夏のAPIの変更や、表示速度向上のためのキャッシュ化などで、アイデアを授けて頂いたり(というか殆ど手取り足取り教えて貰ったようなものですがw)しつつ、ちびちびと改良を加えてきた成果が出てきたのかなと、ぬか喜びしています。ひたすら「教えて君」モードでやってきたのですが、素人なりに小知恵も付けたつもりなので、なにか恩返しでないかなと考え中。

あと、昨秋こっそりとtwitterアカウントを取得しました。

つぶやく時間もないほど忙しい日々が続いていたりしますが、フォローしてくださった方には、私からもフォローをお返します。


というわけで、もう1月も終わろうとしておりますが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

『幼獣マメシバ』 劇場版DVD・TVドラマ版DVD-BOX

待ちに待ったDVD化! 10月23日発売です。早速、予約してきました。

劇場版 幼獣マメシバ DVD  幼獣マメシバ DVD-BOX

去年の秋、21年連れ添った柴犬を亡くしてションボリしてたところ、年明けに、実家の近所で柴犬を飼っている方から教えてもらって、第2話からこのドラマを見始めました。柴犬なのは間違いないんだけど、「こんな柴犬、見たことない!」。敢えて形容するなら“チンチクリン”という表現がピッタリはまる一郎ちゃんに、みるみる引き込まれてしまいました。

うち(一応住所は大阪なんだけどねぇ…)のエリアではKBS京都はアナログ放送しか映らず、地上デジタル波がかろうじて拾えるサンテレビも電波のご機嫌次第という有り様。4月から6月にかけて再放送があったので第1話から録画するぞと意気込むも、サンテレビの再放送では一部(主題歌や予告)がカットされていたのでガッカリ。ひたすらDVD化を待っていました。欲を言えば、ソースはHD制作のようなのでBlu-rayで出して欲しかった気もするのですが、贅沢は言えませんか、そうですか…。

ということで、この『幼獣マメシバ』。主人公の佐藤二朗さんが演じる芝二郎は、家から半径3キロ圏外に出たことがない35歳のニート。とてつもなく重いテーマを扱っている物語なのに、随所に笑いが散りばめられていて後味がすこぶるいいんです。その理由は二郎のセリフに中に見つけることができます。

「うちのバカ犬なんかより全然いい」
「そこまで犬に夢中じゃないのよ!」
「食欲がないとかなくてお前はいいよな」
「ボクのようにベタベタしないクールな飼い主もいるがね」

こういう、ある種の「憎まれ口」が次々と飛び出します。それが醸し出すのは、ただ「かわいい」ではない、ナントモいえぬ犬と人間の距離感です。一見、距離を置いているようなんだけど、実はそうじゃない。これは柴犬だから出るリアリティ。同じ台本でチワワやダックスフントを使ったら表現できないリアリティなんです。うまく言えないんだけど、日本犬を飼ったことのある人にはよく分かる感覚だと思います。人間と犬の距離感に強いリアリティがあるおかげで、重いテーマを重く感じさせない。そこに、この『幼獣マメシバ』の作品としての秀逸さが光っているのだと思います。

さらに言えば、『幼獣マメシバ』のオリジナリティとして、この手の“動物モノ”にありがちな「動物の擬人化」を極力排除している点が挙げられます。ドラマ版では毎回、次回予告の最後で一郎の映像に二郎の台詞が乗っかるのですが、これがぴったりハマるんです。ずばり二郎が柴犬、つまり「人間を擬犬化」してみることができるのです。これまた、うまく言えないんですけど、人間が柴犬の前でクールで振る舞うように、柴犬もまた人間の前ではクールに振る舞い、互いに憎まれ口を叩きつつも、それによって1対1コミュニケーションが形成される関係とでも言えばいいのでしょうか。柴犬を飼ったことがある人にならお分かりいただけるかと思います。

っと、極力ネタバレをせずに作品の魅力を語るというのは難しいものです。「ローカルU局の30分ドラマ」、「ドラマのオマケで作った映画」と侮ることなかれ。むしろ丹念に作品性の向上に集中できるローカルU局だからこそ作り込むことができた濃い作品です。なにわともあれ百聞は一見に如かずです。

劇場版は、ドラマの続きだろうと思っていましたが、TVドラマ版と繋がるエピソードが一部あるものの、位置づけとしてはパラレルワールド。時間的な制約もあるためか、各人物(犬含む)のキャラクターが濃く色付けされており、ドラマのイメージで入っていくと面食らいます。そして予想外なオチが待っています。さりげなく主題歌にオチのヒントがあったりします。

また、DVD化に先駆けて『幼獣マメシバ』の原作本が出版されています。文字で読んでも、暗さのない明るい物語なんですが、淡々と筋書きだけを追いかけることになる分、重さは格段に増します。中年ニートという社会問題を取り上げた作品ではありますが、原作者の問いかけは、普通に生きているつもりの私たち一人一人に向けられています。誰もが「殻」を持ち、毎日その「殻」の中で生きているのですから。

「誠のサイキック青年団」が突然の放送打ち切り…

今月29日の放送をもって、20年あまりのあまりの歴史にピリオドを打つことが決まっていた「誠のサイキック青年団」が、先週の放送を以て前倒しの打ち切りとなってしまいました。

残り3回の放送ということで、今日も1時からの放送を楽しみにしていました。しかし、番組は始まらず、アナウンサーからお詫びのメッセージが読まれるだけ…。番組のウェブサイトも閉鎖されてしまいました。

【放送中止のアナウンス(耳コピ)】

長年にわたりご愛聴いただきました「誠のサイキック青年団」は、今月29日をもって終了するとお伝えしていましたが、諸般の事情により、先週3月8日の放送を最終回とさせていただきます。番組を楽しみにされていた皆さん、ほんとうに申し訳ありません。

なお、ラジオをお聞きの方から様々なご意見を頂戴しましたことにも、お礼を申し上げます。中には、放送内容についてのご指摘もありました。お調べしたところ、一部に、リスナーの方々に大きな誤解を与えるような表現があり、この点について、話題で取り上げた関係者の皆さまに、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

あらためて、長年のご愛聴に感謝申し上げます。ありがとうございました。

いま、本当ならサイキックが聞こえてきたはずのラジオからは、代わりの番組が放送されるでもなく、イージーリスニングのBGMが流れています。「収録自体は済んでいたが、何らかの事情で土壇場になってから打ち切りが決まった」ということを予感させるには十分でしょう。

28日に予定されていた最後の“イベント”が、チケット発売後に急遽中止になったり、先週の放送では、その件を巡って北野誠と竹内義和の間で一悶着あったことが語られ、感極まった北野が号泣しながら竹内に詫び、竹内が「もうええやん」「しゃあないことやん」と慰める場面がオンエアされるなど、番組の打ち切りが決まってから、背後で色々と動きがあったろうことは想像に及ぶところです。

こういう終わり方もサイキックらしいといえなくもありませんけど、ただただ「残念」の一語に尽きます。

私は番組開始当初からのリスナーでした。受験勉強のときも、失恋に悩むときも、手形の決済で頭抱えていたときも、「日曜深夜はサイキック」でした。学生の頃、「サイキッカーは隣にいる」の企画をきっかけに、「えっ、お前もサイキッカーやったのか!?」という会話をきっかけとして友達になった人もいます。サイキックは人生の一部でした。

インターネットの普及のせいでしょうか、テレビ離れ・ラジオ離れの傾向が進んでいます。特にラジオ離れは深刻な勢いで進んでいます。私は、かつては「野球中継もラジオで聴くほうが好き」だったほど“ラジオっ子”で、今もよくAM・FMを問わずラジオに耳を澄まします。

かつて、三谷幸喜が監督した「ラヂオの時間」という映画がありましたが、その中で「ラジオには無限の可能性がある。テレビ番組でハリウッドに並ぶものを作ろうと思えば大がかりなセットを組まなければならない。でもラジオは違う。『ここは宇宙空間』といえば、もうそこは宇宙なんですよ」というセリフがあったのを覚えています。本当にそうなんですよね。

名物番組が次々と消えていきます。そしてサイキックの終了、しかもこんな終わり方。私がラジオを卒業するときは確実に早まったといえます。

サイキックは、たしかに「こころない」暴言の飛び交う「げっすい」番組でしたが、これまでリスナーを裏切ったことは一度もありませんでした。

何があったのかは知りません。誰のせいでこうなったのかも知りません。これまでにも何度も「打ち切れ!」という圧力をくぐりぬけてきた番組ですから、何があっても少々のことでは驚きません。でも、最後の最後でこれは無いんとちゃいまっか。サイキックはこれで終わりやろうけど、ABC朝日放送と北野誠・竹内義和の両パーソナリティには、ちゃんと説明をする義務が残されていると思います。

青春の1ページだった番組が、「さようなら」も「ありがとう」もいうことができないまま終わってしまうなんて…。サイキックがリスナーを裏切るようでは、私はラジオという媒体そのものが信用できなくなります。

愛犬の死

今朝、実家で飼っていた犬が死にました。享年21。

総理大臣賞の父を持つ純血の柴犬でした。私がまだ小学生だった頃、父親の知り合いの紹介で譲って頂きました。兄弟は4匹。もらいうけに行ったとき、最初に目があった犬がいました。大人の事情なのか何なのか、うちはみんなが選んだあと最後に残った犬をもらうことになっていたのですが、最初に目があった子犬は、誰にも選ばれることなく我が家の一員となりました。

それからかれこれ20年以上、過保護に育てられました。「さすが日本犬!」というべきか、媚びたり馴れ合ったりはしないけど、飼い主の言うことには忠実。「おすわり」と「おて・おかわり」以外には、これといった芸もできない不器用な犬でしたが、どんなに腹痛でも決しておもらしはしない、ゲロを吐くときは玄関に行って隠れて吐く、気品の高さが自慢の犬でした。表情や風格は、ソフトバンクのCMに出てくる白い犬、あれにそっくりなんです。あっちは北海道犬だそうですが、同じ日本犬ですから。

っと、それゆえ、雨だろうが嵐だろうが、夕方6時になったら散歩、帰ったらたらふく食うという、規則正しいワガママぶり。そのせいで、犬が来てからの20年間、夕方6時には家族の誰かが家にいなければならず、一泊旅行をしたことがありません。親戚の葬式の日も、6時に散歩と餌やりに帰宅したものです。

脱走癖がありました。これは別にうちがイヤだとかそういうことではないらしく、門扉を破って逃げ出すという行為を楽しんでいたようです。脱走しても家の前から離れません。しかし、首輪を付けに行くと、付けさせてくれないのです。手を焼く人間で遊んでるんですね。追いかけるのをやめると、退屈そうな顔をして玄関先で「ワン!」と吠え、観念します。

「しろ!」と命じてもテコでも動かない犬でした。そのかわり「するな!」という命令には従順で、悪さはそれなりにするけど、人を噛んだとかそういう手の掛かるところは一切ない忠犬でした。大学に入って家を出て一人暮らしをするようになっても、週末などに実家に帰ると門扉のところで尻尾を振って出迎えてくれました。玄関先で洗車をするときなど、じゃれてからんできました。

昨年の春頃までは、普通に歩くことができました。さすがに筋力は落ち、目や耳も不自由になっていたものの、家の前の道路を行ったり来たりして散歩させることができました。散歩に出れなくなったあとも、家の中で壁伝いにもたれて歩くことができ、キッチンの隙間に頭を突っ込んで「ワンワン」と誰かと戦っていました。

今年1月はじめ、いよいよ寝たきりになってしまいました。そして、夜泣きをするようになりました。一晩中、「キャンキャン」と騒ぎまくり、手を付けられないほどでした。ご近所には事情を説明して回りました。犬としての平均寿命をまるっと通り越しているわけですから先が長くないことは分かっていました。週末の夜など、できるだけ実家に行き、泊まり込んで夜泣きする犬の相手をしていました。

9月に入って、夏の疲れが出たのか、ぐったりと衰弱しました。首のあたりにわずかに残った以外、肉という肉はそげ落ち、やせ細っていました。それでも食欲はありました。2人がかりで、1人が座らせ、1人が口に入れてあげ、老犬用のドッグフードを平らげていました。この頃から、食事の介助のため、仕事が終わると毎日実家に寄るようになりました。私が遅い日は、犬の食事も遅くなってしまいました。

10月に入って、噛む力、飲み込む力がなくなってきました。ドッグフードを口に入れても咀嚼してえんげすることができません。柔らかくしたうどんや、おかゆも試しましたが、だめでした。やむなくドリンクや牛乳を注射器で流し込むことになりました。3週間前、日本時間真夜中のF1最終戦は、夜泣きする犬をなだめすかしながら見ました。今月に入ってからは、実家に泊まり込みの毎日でした。ほとんど自宅に帰っていません。

今朝、6時過ぎには、布団にくるまって目をパチパチさせて起きていました。ヒーターを入れてやると、夜泣きの疲れが出るのかすやすやと眠りに付く。これが最近の愛犬の生活パターンでした。シャワーを浴び、着替えて、コーヒーを飲み、「いってくるで」と声を掛けようとしたところ、失禁していました。プライドの高さゆえ、寝たきりになっても寝床では決してお漏らしをしない犬だったので、びっくりしました。時計を見ながら母を呼び、犬を抱きかかえたところ、首が横にダラーンと垂れて、もう虫の息でした。

最期は、私が手を握る中で、はじめて我が家にきた日のあの子犬の顔に戻って、安らかに息を引き取りました。痛がることも苦しむこともない大往生だったのが救いでした。

「死」は無常です。死んでしまえばただの肉の塊。生きとし生けるものは、いつか必ず死に、灰となって山河に還ります。私なりに、この人生の中で、色んな「死」を見つめてきました。しかし、33年の人生のうち、21年をともにした、かけがえのない家族であり友達であった犬の死を、そうは割り切れない未熟な人間がここにいます。

ぶっちゃけた話、親兄弟妻子が亡くなっても、ここまで凹まないんじゃないかというくらい、今は凹んでいます。やることはやってあげたと思ってます。でも「もっとこうすればよかったかも」という思いがないわけではありません。物言わぬ犬が相手だからこそ、余計にそう思うのです。

私は小さい頃から動物は大の苦手です。犬も基本的には好きじゃありません。申し訳ありませんが、他人様の犬を見ても何とも思わないくらいです。ただ、同じ屋根の下で寝食を共にすれば、「うちの犬だけは特別」なんですね。

今日は、仕事もなにも手に付きません。気が滅入っています。今、こうやって文章を綴っていても、どこか虚ろで、何を書いているのか分からなくなってきます。溜息と涙が交互に出てしまいます。愛するペットを亡くしたショックから、なかなか立ち直れない人も多いと聞きます。21年も生きてくれて、いつかはくるお別れに対して心の準備はしていたつもりですが、現実は厳しいです。

今夜、玄関をくぐれば、また昨日までと同じように何事もなく、「何か食わせろ」と吠えている犬が待っていそうな、そんな気さえします。実家に帰ってもリビングの真ん中に犬がいない、その風景が想像できません。すっかり夜鳴きに慣れてしまい、静かな夜が恐いです。いつか慣れるのでしょう。でも、忘れることはないでしょう。

明日、荼毘に付します。

ありがとう。そして、さようなら。

南無阿弥陀仏

GhostscriptでPDFを画像に変換(PDF2PNG)

正直、目から鱗。こんな便利なものがあったとは…

きっかけは“RedBulletin”。2005年以降のバックナンバー、ファイル数にして200以上。一応、年別、レース別に整理して保存しているんですが、「○○が表紙の号はどれだっけ?」といちいちAdobeリーダーを立ち上げて探すのも面倒になってきたので、表紙のサムネイルでも作って整理し直したいなと思ったわけです。便利なソフトでもないかなと、「PDF 画像に変換」などのキーワードで検索していたところ、Ghostscriptを使うのが一番だという結論に行き当たりました。

スクリプトのインストールは、圧縮ファイルを展開するだけ。インターフェイスは専用のソフトが別にあるそうですが、なくてもそのままコマンドラインから起動できます。どうせ英語だし、大量のファイルを処理するにはバッチファイルを使った方が速い、ということで、余計なものは入れずに素で使ってみることにしました。

高度な処理にあたってはフォントの問題が出てくる可能性があるそうですが、PDFからサムネイル画像を作る程度の処理であれば大きな問題はなさげです。ネックなのは、大量のファイルを一気に処理させようとすると結構なお時間を食ってしまう点でしょうか。レッドブルテンの例でいえば、PDFファイルから1ページ抽出するのに約30秒というところでしょうか。どうやらメモリを大食いしてるようなので、パソコンのスペックでも差が出ると思います。(うちで最も高性能なMacで実験してみたかったんですが、バッチファイルが使えないのでまだ試していません。)

[PDF形式→画像形式]の変換だけでなく、逆に[画像形式→PDF形式]や、単に[画像形式→画像形式]といった変換も自由自在に行えます。こんなに便利なものがあるなんて、もっと早く知っておくべきでした。

--- ( 以下、超個人的な覚え書き ) ---

まずは、とっかかりということで、

ここで紹介されているバッチファイルをそのままいただきました。pdf2jpgはバッチリ動きましたが、応用編として紹介されているpdf2pngはエラーが出てしまいました。

マニュアルで確認したところ、

Ghostscript provides a variety of devices for PNG output varying by bit depth. For normal use we recommend png16m for 24-bit RGB color, or pnggray for grayscale. The png256, png16 and pngmono devices respectively provide 8-bit color, 4-bit color and black-and-white for special needs.

The pngalpha device is 32-bit RGBA color with transparency indicating pixel coverage. The background is transparent unless it has been explicitly filled. PDF 1.4 transparent files do not give a transparent background with this device. Text and graphics anti-aliasing are enabled by default.

The pngalpha device has one option. The other png devices have no special options.

とありましたので、バッチファイルの

-sDEVICE=png

-sDEVICE=pngalpha

に書き換えてリトライ。これで、pdf2pngにも成功しました。

ただ、ここまでの設定では、PDFに格納された全てのページを画像変換することになり、処理に時間が掛かってしまいます。今回は表紙だけを変換したいので、1ページ目のみを変換できる方法を調べました。マニュアルと格闘したのですが、英語、英語、英語の連続であえなくリタイヤ。「ghostscript pdf ページ指定」などのキーワードで検索するも、なかなか参考になるサイトが見つかりません。

そこで、バッチファイルを実行したときに "FirstPage 1 LastPage 10" のような文字列が吐き出されていたことを思い出し、「ghostscript firstpage lastpage」で検索。

見よう見まねに、出力ファイル名と入力ファイル名の間に

-dFirstPage=1 -dLastPage=1

と書き加え、実行。これで無事にPDFファイルから表紙のみを抽出してPNG画像に出力することができました。

pdf2png.bat - とりあえずサンプル

@C:\gs\gs8.63\bin\gswin32c.exe -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=pngalpha -r300 -sOutputFile=%1%%03dTo.png -dFirstPage=1 -dLastPage=1 %1

解像度は300dpiにしています。アルファチャンネルを持つPNG画像を高解像度で出力するわけですから、当然バカでかい画像が出力されます。小さいのが好みの人は数字を削ってお好みに合わせて下さい。上のマニュアルにあるように、アルファチャンネルを使わないよう指定することも可能です。また、解像度ではなく、画像のサイズを直接指定したい人は、そういう方法もありますんで、マニュアル読むなり、ググるなりして探して下さい。

しかし、いきなりサムネイルサイズで出力させようとすると、画質の問題が生じます。マニュアルによると、Ghostscriptの標準設定(解像度を指定しない場合に自動補完される数値)は75dpiです。モノクロやグレースケールの変換であればこの数値でほぼ問題なしですが、変換元になるファイルの画素数や色数が多いものになればなるほど、どうしても低画質感の否めない粗い画像が出力されてしまうことがしばしば起こります。

好みの画質になるまで一回一回、スクリプトを走らせて画質を確認するというのも結構面倒な作業なので、私は、まずは高画質で出力して、減色とリサイズは専用のソフトに任せるつもりです。二段階の作業になりますが、結果的にはこちらの方が手早く、かつ満足な仕上がりが得られるはずです。要は用途次第ということですね。

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